主に、材料加工演習を行うところで、卒業研究や博士前期・後期課程の研究に必要な実験装置等の製作の場として広く利用されております。
材料加工演習
開講年次
2学年
授業のテーマ
代表的な機械工作法の実習とその基本的な学理を学ぶ演習を通じて、「ものづくり」とはどのようなものかを修得する。すなわち、「ものづくり」の過程を実際に経験することにより、設計と「ものづくり(加工)」が表裏一体の技術であることを学び、あわせて安全管理に対する基本的なセンスを養う。
授業概要および計画
実習を通して、様々な機械構造物を製造するための加工方法の基本を修得し,あわせて安全にものをつくることの重要性を学びます。各学生は少人数の班編成に分けられ、自身が所属する班のスケジュールに従って各演習テーマに参加することになります。また初回のガイダンスでは受講にあたっての要領や重要事項を説明します。必ずガイダンスを含めたすべての授業に出席してください。
- 「ものづくり」の概要
- 各種機械工作法の概要と安全教育
- 機械加工演習
- 各種工作機械の取り扱い方法
- CNC旋盤のプログラム概要
- 旋盤実習
- アーク溶接演習
- 各種溶接法の概要説明および基本操作
- 溶接ロボットの概要
- 溶接実習
- 仕上げ演習
- 仕上用工具、測定器の取り扱い説明と測定実習
- 鋳造演習
- 鋳造用工具の取り扱い方法
- 単体木型による鋳型の製作および鋳込み作業