LaTeXやTeX用のkakenhi-macroを使うには,MAC用のTeXをインストールしなけ ればなりません.私の所にある必要なファイルのリストは古いのですが, ptex1.7 930501 jdvi2kps3.02 930501 xdvi 930513 ptexdoc ptexformat psfonts.sit です. どこぞのftpサイトで取って下さい. ftp.cc.saga-u.ac.jp/pub/Macintoshにもあったと思います.もう一つのやり方は,スキャナで取り込んで,そこに書き込む事です.
bacchus.in.kobe-u.ac.jp/pub/mac/ に最近バージョンアップしたものがあります.
・コンパイルするには,以下のファイルが必要です. ptex1.7.950921.sit.hqx ptexinputs.sit.hqx ptexformat.sit.hqx ptexdoc.sit.hqx ptexfonts.sit.hqx psfonts.sit.hqx ・画面で見たりプリントするには,以下のファイルが必要です. xdvi950929.sit.hqx pk300-?.sit.hqx # プリンタの解像度によって,pk360とかpk400とか適宜必要な # ものを入手して下さい. ・PostScriptプリンタを使用するのであれば,以下のファイル を用意した方がいいでしょう. jdvi2kps4.0.950919.sit.hqx dropps1.11.sit.hqx 上記のファイルは,DropPSを除いて,すべて下記のサイトに あります.神戸大の内山さんの作品です.丁寧な説明書が付い ていますので,すんなりインストール出来ると思います. bacchus.in.kobe-u.ac.jp:/pub/mac DropPSはumichのutil/printの中にあると思います.メジャー な所では,ftp.iij.ad.jp:/pub/mac/umich/util/printとか. # v1.12も出ているようですが,見当たりませんでした.
BigjLaTeX, xdvi, ptex.config, xdvi.config, jdvi2kps, jdvi2kps.config が基本として必要のようです.後半の二つは何の為に必要か判りません. 後はskelとdocsとkakenという名前のフォルダの中に入っているファイル 一式です.kakenの中身は全部は必要ないでしょうが,とりあえず,全部 あるといいでしょう.これは不要だと判断された時点で消去されたらいいと 思います.
簡単に書きますが,もしNifty(特定のネットを挙げてもいいかな?)のIDを お持ちでしたら,「印刷・DTPフォーラム(go fprint)」を覗いてみて下さい. オープニングに「スグにTeXを使いたい方へ」みたいな情報がある場所が 示されています.
それから本では,「Machintosh理系のスーパー技法」(アジソン・ウェスレイ発行) が参考になります.
きっと,Internet上にも親切な説明はあるのでしょうが,私はこれで使えるように なりましたので,御参考までに.
[Q] Macintoshでの扱いに関して
[Q] マニュアルによると,initexによりjlplain.texファイルをダンプして, jlplain.fmtを生成させformatsフォルダーに移すとのことですが, jlplain.fmtという名のファイルは,初めからformatsフォルダーにありました. 改めて作る意味が分かりません.すでに存在するのであれば,フォーマットファイルを作成する必要はないと思 います. [Q] bigjplain.fmtというファイルを使ってDrag&Dropを実現しようとする場合は, formatsフォルダーに初めから入っているbigjplain.fmtをそのままrenameすればよい のですか. それともbigjplain.fmtを生成させる方法があるのですか.
Drag & Drop するとどうなるのかよくわからないのですが, bigjplain.fmt というのは,
bigjlplain.fmt ^ではないのですか? renameというのはどのような名前にrenameするのですか? 普通,jplain.fmtはplain TeX 用のフォーマットファイルで, jlplain.fmt ファイルはLaTeX 用のフォーマットファイルですから, BigTeX用はbigjlplain.fmtになるような気がするのですが..BigTeX本体をjlatexにリネーム(あるいはコピー)し, bigjlplain.fmtもjlatex.fmtにリネームします.
[Q] Drag&Drop対応にした後,kkh.macをテキスト化したファイル(syou.texと命名) を実際にBigTeXに落としてみました.すると,
%virtex &jlatex syou.tex This is PTeX, C Version 2.99 j1.7 p1.0.9F (no format preloaded) (syou.tex LaTeX Version 2.09 <24 May 1989> ) *と出てきます. この"(no format preloaded)"がどうして出てくるのかわかりません. 実際,このやりかたではdviファイルは生成されませんでした. LaTeXを選んでコンパイルに挑戦してみると,今度は予想通り エラーメッセージだけが現れて止まりました.*.mac ファイルはコンパイルすべきファイルではありません. 実際にコンパイルを掛けるのは(Mac の場合マクロパッケージが どのように展開されることになるのかわかりませんが..), latex というところに展開されているl*.texというファイルです (奨励の場合はlsra.texというファイルになります.また, plainTeXのサンプル文書はplain というディレクトリにあります).
*.mac というファイルはlsra.texをコンパイルする際に読み込まれる ファイルで,通常はmacrosとかinputsとかいうディレクトリ(Mac の場合は フォルダ)に置いておかなくてはなりません.kkh.mac その他のマクロファイルは,input というフォルダに置いてください. で,latex に含まれているlsra.texをjlatex(bigTeXをリネームしたもの)へ Drag & Drop すれば,コンパイルが行われてサンプル文書が完成するはずです. (すいません.うちではlsra.texのファイル属性をテキストに変更する方法が わからないので,実際には試せていません.)
[Q] テキスト化したlsra.tex(syou.texと命名)をリネームしたjlatexに Drag&Dropすると,次のようなエラーメッセージが出ました.
%virtex &jlatex syou.tex This is PTeX, C Version 2.99 j1.7 p1.0.9F (no format preloaded) Sorry, I can't find that format; will try PLAIN. I can't find the PLAIN format file!これはどうしたことでしょう. Drag&Dropでだめならと思い,プルダウンメニューからplainTeXやLaTeXを 選んでみても結果は全く同じでした. あと一息だとは思うのですが,私がTeXを知らないばかりに申し訳ありません.考えられる原因は,たぶんptex.configの設定がうまく行っていないためだと 思います.
私のptex.config の中身はTEXFORMATS=;Macintosh_Drive:MacpTeX:ptex:formats TEXINPUTS=;Macintosh_Drive:MacpTeX:ptex:inputs TEXPOOL=;Macintosh_Drive:MacpTeX:ptex:pool TEXFONTS=;Macintosh_Drive:MacpTeX:ptex:fontsとなっています.
Macintosh_Driveというのはハードディスクのボリューム名で, デスクトップ上に表示されている名前です. その後は,それぞれのフォルダを階層的に示しているだけです. すなわち,ハードディスク``Macintosh_Drive''の中のフォルダ``MacpTeX''の 中のフォルダ``ptex''の中にそれぞれフォルダ``formats''や``inputs''などが あるということです. このファイルを御自身の環境に合わせて書き直せば動くような気がします.# formats の中のbigjlplain.fmtもjlatex.fmtにリネームしてありますよね? 念のため確認です. # 技術評論社のLaTeX 入門という本が入門用としてお勧めです.MacpTeXの話 も少しだけ出ています.結局,何が悪かったかと申しますと,ptex.configの中にある
TEXPOOL=;Macintosh_Drive:MacpTeX:ptex:pool を TEXPOOL=Macintosh_Drive:MacpTeX:ptex:poolとしていたのでした.
つまり,マニュアルの真似をして,意味も分からずに=のあと の;を外していたことがいけなかったのでした. 無事dviファイルが生成し,それを開いて見事な申請書が画面に現れたとき, LaTeXの凄さを痛感しました.
[Q] Textures+JTeXについて
Mac の Textures^{TM} + JTeX で使うために手を入れました.
klingon.math.wani.osaka-u.ac.jp/pub/k96mac/k96mac_JTeX.sit.hqxとして置いてあります.
[Q] マッキントッシュ上のプレビューアでの漢字表示
Mac で科研のマクロを使わせていただいているのですが, 数字をのぞくあらゆる文字がゴシック体で出力されます. これを明朝体で出力したいのですが,どうすればいいのでしょうか?xdvi.configにおいて,システムに載っていない明朝体TrueTypeフォントが指定し てあると,そういうことが起こります.たとえば, MIN=16704 (16704はリュウミンライトKLのフォントID)となっているのに, 実はシステムにリュウミンライトKLが無いとか・・・. もしそうなら,お使いのMacに存在する明朝系TrueTypeフォントの IDに書き換えてみてください(本明朝Mなら16396,平成明朝なら16700)\
[Q] Macのxdviで出力するとゴシック体になってしまうのですが, Truetype fontでの方法ではなく,pkフォント利用で明朝体で 出力するにはどうしたらよいのでしょうか.
TRUETYPE=0 にしたんじゃダメなんでしょうか? jdvi2kpsを使ってPSプリンターに出すというのは?
DNPフォントは売り物ですから,大日本印刷(またはその代理店)
から使用権を購入していないと使えないです.使用権を持ってい
ればpkフォント自体は他の使用権者からコピーしても問題はあり
ませんが.
使用権を持っていない場合は,最近のdvi2psかdvips+jkitで
PostScriptフォントを使うように設定すれば良いと思います.
あるいはフリーのDNP互換フォント(ワタナベフォントやJIS)
を使うか.
ftp.u-aizu.ac.jp/ftp/pub/HP/freesoft/yhp/source/watanabe-font/dmjhira10.300pk をどうぞ.
% nkf -s patch01|patchです. また,このとき
なんたらかんたら.rejが作られてしまうのは,ファイルと漢字コードが異なっているためです.
ftp ftp.asl.ee.saga-u.ac.jp cd pub/TeX-style/kaken binary get k96macp?.tar.gzとしてパッチの当たったファイルを持って来ることです.
[Q] たいへん初歩的な質問だと思うので,恐縮なのですが,この メーリングリストで流れてくるパッチは,どうやって使うのですか? Unixマシンには,patchというプログラムがあったと思うのですが, 同じような物でMac上で動作する物があるのでしょうか?
あるはずです.
パッチの当ててあるものは,ここに置いてありますが,contribに収録してある
パッチを使おうと思ったら,やはり,patchコマンドを入手して下さい.
あるいは,dosかunixでpatchを当ててもらって下さい.
[Q] さて,私はマック上でTeXを動かしているのですが,マック用には公式マクロのみ
が通るとされているようです.実際,最近のパッチを当てたバージョンは,必ず途中
で止まってしまいます.
マック用でパッチの当たったものは,非公式でも存在するの
でしょうか.
ftp://ftp.asl.ee.saga-u.ac.jp/pub/TeX-style/kaken/
にあるものではダメなのでしょうか?
あ,Mac用というのは文字コードや改行コードのことを
おっしゃっているのですね.
これらは自分で変換してもいいし,よくわからないということなら
http://www.nih.go.jp/~jun/htdocs/tex/kakenhi/archive/current/mac/
ここを利用されてもいいでしょう.
ただし,最新版である保証はありませんので注意して下さい.
なるほど....
基研のサーバーには*.tar.gzしかありませんね.
(これは,UNIXのtarというツールで合成し,gzipというツール
で圧縮したbinary fileです.)
MacGzipというのがありますし,MacTarってのもあった様な気
がしますが,オリジナルのアーカイブがShift-JISだと言う事
を考えると,*.lzh版も用意してあげた方がいいかも知れませ
んね.(いずれは,基研のサーバーのofficial versionは両方
用意されるはずです.....とpressureをかける.^^;)
最新版が,WWWサーバ
にあります.
私自身はTeXはunixでしか使いませんが, MacGzip -> suntar で簡単にunixの*.tar.gzが 解凍できますから, *.lzhはなくてもMacユーザはあまり困らないかもしれません.
最新版(?)の, suntar2.0.5 macgzip0.3b5が ftp://ftp.hipecs.hokudai.ac.jp/pub/mac/ に置いてありますから,お近くのftpサイトになければどうぞお使い下さい.
[Q] MS-DOS上で科研費マクロ(*.ish,*.uu)を使いたいのですが, どのようにすればよいのでしょうか? いずれもダウンロードはさせていただいたのですが,そこから使えるよう になるまでがわかりません.
*.ishはish.exeで *.uu はuudecode または uudx(いずれもfree ware)で 展開できます.
メーリングリストで改良されている最新版が ftp.asl.ee.saga-u.ac.jp/pub/TeX-style/kakenにあります. また,ミラーサイトもありますので,お近くからどうぞ.
また,ish.exeはftpが使えるのでしたら,京大のftpサイトにあります.
ftp.kyoto-u.ac.jp
の中の/MSODS/fileutil/ish203.lzhです.
阪大でしたら,
ftp.nadia.ice.es.osaka-u.ac.jp
の/d0/msdos/fj/VOL6/ish203.lzh
からとってこれると思います.もちろん他にも多くのサイトに
置いてあると思います.
ご参考までに.
[Q] Macintoshで使用できる,試験研究用のTeXファイルの最新版の所在場所を
教えてください.NIHからダウンロードさせて頂いた物と,本校の事務部か
ら受け取ったものと書式が若干違っておりまして.
京都大学のサーバーにあるものをダウンロードして,解凍して使うのが一般
的なのでしょうか.つまり,.sitになっているものがないでしょうか?
最新版の状況は把握していないのですが,.tar.gz を持ってきても大丈夫です.
どこかのftp サイトからMacgzip とSuntarを持ってくれば解凍できます.
なんていうんですか,クリエータとかの属性がないので,Suntarあたりの設定
が必要でしょう.またLF→CRのコンバートも必要かと思います.
あ,.lzh版でもMacLHAを使用すれば解凍できますよ.
# .sit版はわたしは見たことがないのですが..
"NIH"というのは,京大のサーバーに
あるものをダウンロードして展開し,一部Macintosh用に改行コードを
変更したものですので,京大にあるものと同じです.
ftp://ftp.asl.ee.saga-u.ac.jp/pub/TeX-style/kaken/ にLHAで作った
アーカイブがあるので,それをお使いになったらいかがでしょうか(つ
まりStuffItのアーカイブは無い).MacLHAはあちこちのftpサイトにあ
ると思います.
%jlatex "lsga.tex" This is TeX, C Version 2.99 - j1.6e (no format preloaded) (lsga.tex LaTeX Version 2.09 <24 May 1989> (lkkh.sty (kkhsga.mac (kkh.mac))) (lsga.aux) Drule:125segs ! TeX capacity exceeded, sorry [main memory size=65531].
bigLaTeXを使ってコンパイルするか,斜線を引かない様にコマンドをコメント アウトするかして下さい.斜線を引こうとするとBigTeXでないとメモリが足り なくなります.
kkh.macの41行目に斜線を引いたり,丸を書いたりするのを止めるオプション
Smalltextrue があります, BigTexが使えない capacityを超えた etc...を経験されている方は,これをお試しになってみて下さい.
また,kconvを適用して漢字コード変換をしていない為に生じることもあります. ワークステーションの内部漢字コードに合わせて下さい. オリジナルは,S-JISコードです.
Runaway definition? ->\奨励業績明細. {Development of a Super-Redundant Multijoint Manipula\ETC. ! File ended while scanning definition of \研究業績.
おそらく {} の対応が原因だろうとは思いますが,
1. 通らないファイルをバックアップする. 2. オリジナルの ipb.tex から新たにコピーして作業ファイルを作成する. 3. バックアップから作業ファイルに少しづつコピーしては TeX にかけて みる.というのが問題特定のための最も単純な方法ではないでしょうか?
メッセージから見て,『}』が一つ足りなくなっているようです. ソースファイルを見て,確認して下さい.
こういうタイプのマクロファイルを利用する場合には,こういう 形のエラーに遭遇しやすいですね.それで,ちょっとふくらまして 書きます.上のTeXメッセージは, \研究業績 という定義が完了する前に,ファイルが終了した,と いっているわけですね.ソースファイルは,
------------------------------------------------------------------ \long\def\研究業績{% % \奨励業績明細 {Theory of Elementary Particles II} {Ken-Ichi Aoki and Hideki Yukawa, Progress of Theoretical Physics {\tenbf 80-1} (1994) 1 --- 500} % \奨励業績明細 {Theory of Elementary Particles III} {Ken-Ichi Aoki and Hideki Yukawa, Progress of Theoretical Physics {\tenbf 80-1} (1994) 1 --- 500} % \奨励業績明細 {Theory of Elementary Particles IV} {Ken-Ichi Aoki and Hideki Yukawa, Progress of Theoretical Physics {\tenbf 80-1} (1994) 1 --- 500} %%% } ------------------------------------------------------------------の様になっていますが,これは,このソースで,\研究業績 という 「コマンド」を定義している,という形式です.従って, この部分の最後にある,} が何かの具合で落ちてしまうと,上の 様なタイプのエラーになります.
******************** (lsra.log エラーの抜粋) *********************** ! Font \fontt@st=cmex8 not loadable: Metric (TFM) file not found.\relax l.377 \batchmode\font\fontt@st=cmex8\relax \errorstopmode% I wasn't able to read the size data for this font, so I will ignore the font specification. [Wizards can fix TFM files using TFtoPL/PLtoTF.] You might try inserting a different font spec; e.g., type `I\font = '. \@nagax=\dimen200 \@nagaxx=\dimen201 \@nagay=\dimen202 \@nagayy=\dimen203 \@nagabox=\box32 ) (LSRA95.aux) Drule:352segs ! TeX capacity exceeded, sorry [main memory size=65531]. : : : : 略
Drule:352segs
というメッセージから見て,斜線を引くようになっていますね.
斜線を引かないオプションにしてあるならば,マクロの中で,斜線を引かない
様にする処理が落ちているのかな.
手っ取り早い解決方法は,BigTeXではないようなので,
BigLaTeXを使う事ですが,kkh.macの\SmallTeXtrueを
有効にしてみては.
今年から調書の内容が変わった部分がありますが,そこを文部省
は斜線ですましているために,今年は斜線が増えました.そこに,
Big じゃないTeX用の避難路を入れていないためです.
というわけで,とりあえず,対応マクロファイル,この場合には
kkhsra.mac の中から,\Drule っていう行を見つけて消せば通るでしょう.
後で,斜線は手で引いてくださいね.
でもそれはしゃくなので,まず,ソースファイルの中で,斜線用のプリンタDPI
指定をしている所がありますが,その数字を小さく指定して下さい.
実際使っているプリンタに合わすのは,大きすぎるので,300dpi
のプリンタなら,100でも十分かもしれません.これで出れば,
手で引く必要もなくて快適です.
以上の事は,他の種目でも同様です.
WinTeXを使っても,同様の症状が出ました. この時は,"cmex8"のMetric Fontを,別のマシンからいれると,正常に動きました.
\batchmode というのが効いていないみたいですね.
パソコンの TeX のことは良く分からないのですが,普通は,\batchmode だっ
たらエラーがあってもエラーメッセージは出ないははずなのですが.
この部分は,おそらく cmex8 のフォントが(正確には,TFM file が)存在す
るかどうかを見て,存在しなければ cmex10 で代替するってことをしているの
だと思います.(うちにも,cmex8 はありません.)
ないのが分かっているのなら,
LaTeX の人は,pkkh.mac の
\batchmode\font\fontt@st=cmex8\relax\errorstopmode% \ifx\fontt@st\nullfont\font\eightex=cmex10\else\font\eightex=cmex8\fiを消して,代わりに
\font\eightex=cmex10とすればいいのではないでしょうか.
\batchmode\font\fontt@st=cmex8\relax\errorstopmode% \ifx\fontt@st\nullfont\font\eightex=cmex10\else\font\eightex=cmex8\fiに "\errorstopmode" ってのが入っていたのです.
いまだかつてないでしょう.すみませんが予定はありません.
これらもチェックシートで即座にわかります.
継続調書の1頁目をDviprtでキャノンのレーザショットに出力しようとすると 右側の立て線が引かれません.
kkhkz.macの118行目を < \hoffset=-8mm > \hoffset=-8.5mmとして逃れました.左に0.5mmずらしました.
\SetForm \long\def\奨励業績明細#1#2#3#4#5#6#7{% \vskip3mm\vbox{\hangindent1.5em#1: #2, {\em #3} {\bf #4}, #5---#6 (#7).}} \long\def\業績明細#1#2#3#4#5#6#7#8#9{% \vbox{\vskip3mm \XM=3mm \SEThalignsizeTWO{\Xa}{\Xb}{\XW} \HALIGNtwo業績{\Twelvepoint #1\par\Tenpoint #2\vss} {\hangindent1.5em #3: #4, {\em #5} {\bf #6}, #7---#8 (#9).} }\vfil}・使用例
奨励A の場合 % \奨励業績明細 {Ishikawa, J. and Hotta, K.}%著者名 {Nucleotide sequence and transcriptional start point of the {\em kan\/} gene encoding an aminoglycoside 3-{\em N\/}-acetyltransferase from {\em Streptomyces griseus\/} SS-1198PR.}%論文名 {Gene}%学協会誌名 {108}%巻(号) {127}%最初のページ {132}%最後のページ {1991}%発表年(西暦) } 奨励A以外% \業績明細 {石川淳}%研究代表者・分担者名 {(国立予防衛生研究所・生物活性物質部・研究員)}%大学・学部・職名 {Ishikawa, J. and Hotta, K.}%著者名 {Nucleotide sequence and transcriptional start point of the {\em kan\/} gene encoding an aminoglycoside 3-{\em N\/}-acetyltransferase from {\em Streptomyces griseus\/} SS-1198PR.}%論文名 {Gene}%学協会誌名 {108}%巻(号) {127}%最初のページ {132}%最後のページ {1991}%発表年(西暦) } %インデントしたくない方は\hangindent1.5emのところを \hangindent0ptにして下さい. もっとインデントしたい方は\hangindent2emなどとして 下さい(2cmなどでもいいのですが,せっかくTeXなのですから, emやexという単位が嬉しいですね:-).
この件は確認したところ,previewer のことで,印刷された 後の件ではありませんでした.一般に,previewer は粗いので,微妙な 所で,罫線がはみ出したり,突き抜けたりしている様に表示されること があります.私もドキッと何度もしていますが,その場合には,previewer のdpi を変えて(あるいは,magstep, xdvi ならshrink を変えて) 見るとか,xdvi の様に虫眼鏡拡大機能があるなら問題の所を拡大してみれば, 問題がなければないと確認できます.印刷の場合は,dpi が十分高い はずですから,問題は出ないでしょう.でも,印刷で, 罫線の太さが場所によって違う,とか言われると,もうどうしようも ないので,offset をずらして試してくれ,というしかないです.
つまり,,, >readem93.doc said >本番用出力による申請方法 > >「本番用」というソースファイルの最初の方にある命令を有効にすれば,罫線 >等の情報が全て消え,記入すべき内容だけを出力します. > >コピー機にはかなり精度の悪いものもあります.TeXの印刷出力の方が精度は >高いでしょうから,本用紙をコピー機で何枚もコピーして,TeXの出力を >その上に同じコピー機でコピーするのがベストです.つまり,本用紙罫線, >TeX出力共に,コピー機を1回ずつ通過させるわけです.そうすれば >コピー機の誤差・ゆがみは相互にキャンセルして問題になりません.本番用は,糊でくっついていて,無理しないと剥がれません.
科研費マクロを使わない場合も,剥して書いて,また貼り合わせて提出 というのが普通ではないでしょうか.複写を2-3部提出するはずですか ら,剥さないとコピーできません^^; このあたりのことは近くにいる先 生方に様子をおききになるといいと思います.
事前の印刷テストでうまく調整できれば, 本番では,これをはがして,プリンターに通すということでしょうか. これをやると(なぜか)失敗する確立が高いので,コピー機を使った方が いいと思います.マクロの本番用出力をコピー機にセットし,本物の用 紙のコピーを手挿しトレーなどから流し込みます.これを繰り返すこと で上下左右の位置を調整して,最後に本物の用紙を"えいっ"と流し込み ます.
あるいは,
上のように,本用紙のコピーでやる場合,色帯の処理をどうするのでしょうか.
色紙を自分で買ってきて貼りつける,
あるいは,ペンか何かで,色を塗り付けるということでしょうか.
あるいは,もはや,精密な校正用で提出するのが,主流ですか.
校正用で提出する場合にも同様の色帯
の問題があるように思います.
これは組織によって許されるかどうかが異なるのでなんとも言えません.
> 校正用で提出する場合にも同様の色帯カラーPostScriptプリンターがあればマクロで色帯も出力できます. もしないなら本物をカラーコピーするのがいいでしょう. 伝統的(?)にはラインマーカーで塗ることが多いと思います.
因みに奨励研究(A)の紫の色帯は,色・幅ともに三菱顔料マーカー, プロッキー・太字角芯を使うと非常にうまくいきました.
この ML でも両面コピーにお悩みの方(特に印字のずれなど)
がいらっしゃるように思いますので,OHPシートを用いた方法について,このマ
クロへの感謝の意も込めましてここに説明させていただきます.
なお,他にも私の方法と同様の方法を既に使っていらっしゃる方もいるかもしれ
ませんし,このメーリング・リストでも既に議論されているかもしれません.
私自身この方法のオリジナリティを主張するつもりはまったくございませんので,
(無断で)ご自由にご利用ください.
皆様のご参考になれば幸いです.
方法
(1)本番用スイッチをオンにして,貴方のお使いのプリンターで使える最高級の OHPシート(専用が望ましい)を使って,最高の印字品質で,科研費マク ロにより,申請書を全ページ印刷する. (2)オリジナルの申請用紙の糊付けを剥がしてバラバラにし,その両面に(1) で印刷したOHPシートを,セロテープ(剥がせるタイプのものが望ましい) で張り付ける.これにより,罫線なども,寸分の狂いなく調整することが可 能である.この際,余白の幅などを利用して,わざと(1)での印刷をずら しておくと,テープで張り付ける余白ができて,グッドである.私の場合は, (1)で,シートの中央に(つまり糊付け部分をわざと考慮しないで)印刷 しています. (3)コピー機を使って,OHPシートを張り付けたオリジナル申請用紙をそのまま 両面コピーする.この時,剥がせるタイプのセロテープを使って,申請用紙 をコピー機に(ガラスの部分を避けて)張り付けてしまうと,コピーの間に 位置がずれることがないし,コピーの際の微妙なずれも簡単に修正できる.以上です.この方法によれば,オリジナル申請用紙をコピーするのは,たったの一回 で済みますし,位置の調整も完璧に仕上がります.それよりも,なによりも,まぁ, 精神的に気分が楽になることが大きな利点でしょう.
# うちの大学では,科研費マクロで打ち出したものをそのまま使って申請しても # よい,ということになりましたので,実は私にとっては,もはやこの方法を使 # わなくてもよくなりました (^^;).
1)WinTeX画面から希望するファイルを開いて(例えばljt.tex(重点領域研究)), [プロジェクト(P)]-[TeXをかける(T)]とすると,bwpvtexが起動して,末尾のメ ッセージ,
Output written on LJT.dvi (8 pages, 42740 bytes). Transcript written on LJT.log.が無事に出て,特に異常なくDVIファイルが作成されたように見える.
これを一度にやろうとして[プロジェクト(P)]-[TeXをかけてプレビュー(V)]を
選ぶと,同様にbwpvtexが起動してメッセージも同様に進むのですが,やはり「
エラーが発生したので処理を中断します」ボックスが現れ,結局プレビューま
でいかないという結果になります.(それはそうですね,エラーが出ているので
すから次段に行かないわけです)
DVI作成時(あるいは作成直後)に現れる上記のエラーはどこか原因でしょうか?
(WinTeXに添付されてきたTeXファイルでは全くエラーが出ず,「TeXをかけてプ
レビュー」もちゃんと動作します.)
ということですが,しばらく前にこのMLにもながれたように思いますが,
pkkh.macの batchmodeの行をいかのように置き換えれば(E)のボタン一発で
出力イメージまで到達できます.
%\batchmode\font\fontt@st=cmex8\relax\errorstopmode% %\ifx\fontt@st\nullfont\font\egtex=cmex10\else\font\egtex=cmex8\fi % \font\egtex=cmex10 %
WinTeX は使ったことがないので間違っているかもしれませんが.
pkkh.mac の
\batchmode\font\fontt@st=cmex8\relax\errorstopmode% \ifx\fontt@st\nullfont\font\egtex=cmex10\else\font\egtex=cmex8\fi部分で,cmex8 が無いとエラーが起こります.しかし,ここでは \batchmode になっているため,エラーメッセージを出さず,処理は続きます. しかし,bwpvtex のリターンコードは 0 でなくなるので WinTeX がエラーの 発生をひろうのではないでしょうか.
\ifcmexegt\font\egtex=cmex8\else\font\egtex=cmex10\fiと変更して,kkh.mac に
\newif\ifcmexegt \cmexegttrue % または \cmexegtfalseというのを入れるというのはどうでしょうか.
そのサンプルをTeX でコンパイルしてxdviで見てみるとわかりますが, \specialコマンドを使用します.
\special{pict=ファイル名}とすることで,TeX のソースファイルと同一のフォルダに存在するpictファイ ルを表示できます.その他の注意点や,表示倍率の変更などについては,その サンプルファイルを見てください.
クラリスワークスで図を書いて***.pictの名称にしてpictで保存すれば できました.
各コマンドの後に,例えば以下の様に\baselineskipコマンドを挿入してやる とそのコマンドの有効範囲内だけ行間を変更することができます.
\def\研究目的{% %\Tenpoint \baselineskip=6mm ← 行間はTrial & Errorで調整します.TeXnicianの方がもっとかっこいい方法を教えてくださるかもしれませんが, 私はこれで乗り切りました.(マクロを変更するのではなく,ljt.texの方を 変更します.)
kkhjt.mac の中の,
\long\def\業績明細#1#2#3#4{% \vbox{ \vskip 3mm \XM=3mm \SEThalignsizeTWO{\Xa}{\Xb}{\XW} \HALIGNtwo業績{\Twelvepoint #1\par\Tenpoint #2\vss} {\Twelvepoint #3\par\Tenpoint #4} }\vfil}の \vskip 3mm のところを 2mm などにするとうまくい きませんか? スタイルファイルを直接書き換えてもい いし,この部分を実際の原稿のファイルの中にコピーし て書き換えてもいいです.
{\Twelvepoint #3\par\Tenpoint\baselineskip 11pt #4}のようにすればよいと思います.
\documentstyle{article} \input{kkh.mac} \begin{document} \Brulethick{50mm}{30mm}{90mm}{50mm} \XYBC{50mm}{30mm}{90mm}{50mm}{center} \end{document}箱の中に文字列 center がセンタリングされるものと思ったのですが, 箱が文字に対して右にずれて表示されます.
\documentstyle{article} \input{kkh.mac} \begin{document} \Brulethick{50mm}{30mm}{90mm}{50mm} \XYBC{54.5mm}{30mm}{94.5mm}{50mm}{center} \end{document}とすると, うまく箱の中にセンタリングされます.
\parindent を 0pt にするとうまくいくと思います.
私の環境では\bf指定するとゴシックになり,ボールドっぽく見えます が,それではご不満なのですよね,きっと^^;
ASCII版のLaTeXなら \gt で,NTT版のLaTeXなら \dg で日本語文字が太文字に なりるはずです.
私も,初めはそんな感じがしたのですが,dviを画面で見た限りではromanと余り差が ありませんでしたが,実際に印刷してみたら,ちゃんと太字になってくれていること が分かりました.
\bfで何の変化もなかったものの一人です.私は自分の文のところ でしたので {\twelvegt 研究の目的}などとやりました.
プレビューアによっては,小さな文字が太字に見えないことがあるようです. 倍率を変えて大きな文字として表示すると,画面上でも太字になっていることが しばしばあるようです.
Italicになったのは,「h」の文字ですよね. 数式モード($と$の間)では,記号はItalicで 表記するのが普通です.どうしても,Romanで 表示したければ,
$\mbox{h}_2$として,「h」を挿入文の様な扱いにすれば, ご希望の出力が得れると思います.
こういうあたりの複数行入力については,パッケージの中の
olddoc/readme93.tipを御覧下さい.この説明でできない場合には,お知らせ下さい.
\計区分線なしのコメントを外して下さい.
\def\年度区分線1{\vskip1.5mm\横区分線{\Xa}{\Xb}{\XW}% \nointerlineskip\vskip-1.5mm}というような定義が,kkhform.macにありますので, src.texの
% ページ出力コマンドの前辺りに,
\def\年度区分線1{\relax}と書き込めばばうまくいきます.
基本的に,TeX には縦倍角とか横倍角とかの概念はありません. (フォントとメトリックをいじれば可能なのかもしれませんが..私にはできま せん.)
実は,去年結構こだわって,「横倍角」という古いワープロの変な文字を出す
試みをしたことがあります.思い出して,ちょっと書いてみます.
ただし,うまくできるかどうかは環境に因ります.
まず,ASCIIの日本語TeXであること.
(NTT版で同様のことができるかどうかは,よく分かりません.)
そして,pltotf (および tftopl) というコマンドが必要です.
(UNIXのASCII日本語TeXをちゃんとインストールするとあるはずです.)
さらに,dviファイルから出力するドライバに依存します.
方法は,min10.pl というファイルを元にします.
これが無い場合,tftopl コマンドを使って,min10.tfm から作成することが
できます.min10.pl で,
(CHARHT R 0.777588)というのを含む行が幾つかありますが,これは文字の高さを定義しています. この値 0.777588 をすべて半分の 0.388794 にします.エディタで修正して, 例えば min10y.pl などという名前で保存します.あるいは,sedコマンドを 使って
% sed 's/0.777588/0.388794/' min10.pl > min10y.plとします.
% pltotf min10y.pl min10y.tfmこの,min10y.tfm は,「横倍角」のフォントのメトリックを与えるものです. これを min10.tfm と同じディレクトリにコピーします.
\else % ASCII-jLaTeX \font\twtygt = goth10 \@magscale4 \let\twentyonegt=\twtygt \let\seventeenmin=\svtnmin \let\seventeengt=\svtngtとなっているところを
\else % ASCII-jLaTeX \font\twtygt = goth10 \@magscale4 \let\twentyonegt=\twtygt \font\svtnmin=min10y \@magscale5 % <------ この行を追加 \let\seventeenmin=\svtnmin \let\seventeengt=\svtngtします. あとは,ふつうに jLaTeX すれば,\seventeenmin の文字が「横倍角」になり ます.(plain TeX版の方も同様にできるでしょ,きっと.)
/f13 /bf0 99.375 -99.375 BFE ^^ ^^^^^^ ^^^^^^^のよな行を (波線の数字は,ファイルやサイトに因って違うはずです.同じような行が幾 つかありますが,どれを変えるのかは試行錯誤でさがしてください.)
/f13 /bf0 99.375 -49.6875 BFE ^^^^^^^^ (半分にする)と変えてやると,「横倍角」を出すことができます.
こだわり派オプションがポストスクリプトプリンタ
(か対応ドライバ)のみのサポートということですので,
MS-DOS等でdviout/dviprtを使っている場合の
簡単な解決法をかきます.
# 私も普段はdvi2ps-jを使っているのですが.
基本的には,上記の方法と同じですが,
dviout/dviprtのパッケージのutils/exjfontという
ディレクトリーの中に,min10.tfmから
tftoplとpltotfを使って作成したdpminmja.tfmという
平体用のファイルがすでに入っているので,
それをjfmファイル用のディレクトリーに移して使います.
次に,lkkh.styのversion-upのたびに書き換えるのも面倒なので,
lkkh.styは書き換えず,別のファイルで次のように再定義しておいて,
lkkh.styより後にそのファイルを読み込むようにしています.
ついでに,8ptと10ptの文字も多少修正しています.
\font\seventeenmin=dpminmja at 23pt%横倍角 \font\tenmin=min10 at 11pt \font\tengt=goth10 at 11pt \font\eightmin=min10 at 8.2pt \font\egtgt=goth10 at 8.2ptASCII日本語pTeX+dviout/dviprt以外の組み合わせで, うまくいくかどうかは確かめていません.
本番用でなくて,校正用で提出して何ら問題はありませんでした.
大学の事務部門での取扱をパスすれば,問題無いはずです.
大学を出たあとで問題になったのは聞きませんね.
私も,望みます,例えば本日提出した,国際研究集会派遣研究員候補者調書 なんていうのがそうです. LaTeXの勉強を兼ねてそいうものがInternet上で出版されることを 希望します.ま,科研費マクロを作っていらっしゃっる方々は本業の 片手間にやってらっしゃるのでしょうから,そこまでは無理という ものなんでしょうが.
TeXnician をさしおいて,novice の私が follow するのも何ですが,94年度版
マクロからおいしいとこだけ頂戴して利用していますので,御恩返しの意味で簡
単に説明させていただきます.
今年度版でいえば kkh.mac に必要なものが全部含まれているといえます.例え
ば,XY, XYBC, CBOX, XYBP, PBOX, Vrule, Hrule, Hrulethick, Vrulethick な
どの定義の上に短く各マクロの機能が解説されています.これらが分かればたい
てい何でもできそうな気がします.最後の方にある \kinto マクロも非常に有用
です.座標を代入する変数名は \newdimen コマンドでたくさん定義されています.
上記のマクロは kkhipc.mac などいたるところで利用されていますから御覧下さ
い.
後必要なことは, 1. 作りたい定型文書の箱や文字列などの(x,y)座標を変数名と対応付ける. 必要な変数名は自分で追加する. 2. せっせと物指しを使って座標を測り,変数に値を代入する. 3. 相対的に決定される座標などは,\advance や \multiply を用いて次の例の ような形式で計算する. \X= 12.5cm \advance\X by 6mm 4. 上記のマクロを利用して,線を引いたり,文字列を整形する.以上です.毎年,節操もなく書式が変更されるので,科研費マクロを維持して下 さっている皆様のご苦労は大変なものと推察します.ありがとうございます.
このメールを出した直後にviolet.epsを覗いてみたら, そこに%%EOFがありました^^; そこで質問を変えますと,この%%EOFは無いとまずいのでしょうか?%%EOFは無くても実質上は問題ないと思います. しかし,本来正しく設計されたPSインタープリターなら %%BeginDocument と %%EndDocument で囲まれた(つまり取り込まれたeps/psファイルの)部分の %%EOF は何も影響しないはずなのですが..... 純正PS搭載と表示されているプリンターでも動作が違うのは困り物ですね.
! Undefined control sequence.\twelvemin
src.texの最後にあるlkkh2e.styの行がコメントアウトされたまま
なのではないでしょうか.
ASCII版 PTeX 2.99 j1.7 の jLaTeX を用いたらそのままで
無事に申請書がプリントできます.
ASCII版のpLaTeX2eで,そのまま使うと上記のようなエラーが
でます.2e用の lkkh_2e.sty を読み込ませれば回避できると
思いますが...
詳しくは,[kakenhi-macro 491] で書いた通りです.
また,展開した科研費マクロの doc ディレクトリ(フォルダー)内の
latex2e.doc もお読み下さい.
対応しているのは,
% 頁出力コマンド \input lkkh_2e.sty %%%% <---- 1行挿入部分 \OutputPages
\renewcommand{\rmdefault}{\sfdefault} \input{lkkh_2e.sty}としますと,ローマン体の英文字が全部サンセリフ体にかわります (詳しくは,The LaTeX Companion p.173 を参照のこと).
% sh ./kconv としたのですが ./kconv: syntax error at line 10: `do^M' unexpectedと言われて行きなりつまずいております, #"do"の後の改行を edit し直しても見たのですが同様でした, どうしたら良いのか御教示願います.
unix 上での lha なら '-t' option を使うと CR-LF -> LF が
行われて解凍されます.
k96mac.tar.gz をとってくるというのも解決策になりますね.
kconvを使うのは,SJISからEUCにする必要がある場合ですから, 当然UNIXですよね.だとしたら,k96mac.tar.gzのほうを解凍したら良いと思います.
src.texの改行コードをMSDOS用にするツールをつけました. dosconv.batと言う名前でファイルをつくって下さい. k96macpi.lzh, k96macpi.tar.gzに収録しました.
....... %%EndDocument ]%%EndProlog %%BeginSetup TeXDict begin /Resolution 400 def JFontSetup /@tm 1.000 def /@lm 1.000 def false false /a4 @sp /#copies 1 def %%EndSetup Bus error (core dumped)という具合で,コアダンプするようです.ちなみに,基盤A/Bなど,うまくい く場合には,このあと引き続き,
%%Page: 1 1 %%BeginPageSetup %%EndPageSetup .....と来て,各種のプリントアウト用のコマンド列が来るので,どうも,問題は先 頭のページにあるのではないかと思うのですが,1年間で,この季節しかTeX をさわらないユーザなもので,頭をかかえております.どうかよろしくお願い 申しあげます.
私も jdvi2kps 3.0 を HP に install したことがあるのですが, 大抵 core dump してしまって使い物にならなかったので, すぐ消してしまいました. SS10(sunos-4.1.3) に install した時は何も問題なかったんですけどね. うちの環境(すなわち青木さんの開発環境)は,
HP-UX 9.05 + ASCII pTeX j1.7 p1.0.9F + dvi2ps 1.91j + ML803PSII+Fとなっています. 決定的に違うのは,dvi -> PS のプロセスだけですね. jdvi2kps の代わりに dvi2ps もしくは dvipsk 5.58f + ptex patch を使われたらいかがでしょう.特に dvipsk + ptex patch は TeX 3.1415 & pLaTeX2e にも対応していて,縦書きも処理して くれる(dvi2ps 1.91j は縦書きに対応していない)のでお勧めです. # dvi2ps 2.0j は確かまだ beta version の段階だったと思いますが, # 私は試していません.
dvipsk + ptex patch に関しては, pTeX ホームページ http://www.ascii.co.jp/pb/ptexをごらん下さい.
src.tex には記述がありませんが,
\奨励業績明細 {\Tenpoint Theory of Elementary Particles II} {\Twelvepoint Ken-Ichi Aoki and Hideki Yukawa, Progress of Theoretical Physics {\tenbf 80-1} (1994) 1 --- 500}というように使えば効くと思います.(上は default で \Twelvepoint,下 は default で \Tenpoint と指定してありますので,\奨励業績明細 の外で point を指定してもリセットされてしまいます.)
CTAN(注:参照)などのLaTeX(2e)の配布ファイルの中に \packages というディレクトリがあり,さらにそこに \tools という ディレクトリがあり,そこにあります. 例えば, ftp://ftp.osaka-u.ac.jp/CTAN/macros/latex/packages/tools/somedefs.dtx にあります. 全部まとめてftpするには,toolsの一つ上のdirectoryで
ftp> get tools.tar.gzとやれば良いです. 一般に,LaTeX2e をインストールする時には,standard パッケージと tools パッケージは同時にインストールするものだと(勝手に)思いこん でいましたので,ドキュメントで注意をしませんでした.失礼しました. 本来は,ftp://ftp.osaka-u.ac.jp/CTAN/macros/latex/packages/tools/ にあ るファイルを全部もってきて,
% latex tools.insとすると .dtx 形式(注)から .sty (あるいは .tex) 形式のファイルができる ようになっています. 今回とりあえず somedefs.sty だけが必要ということであれば,次のようにし て作成できます.科研費のファイル処理にはこれだけで大丈夫です.
(1) latex で,docstrip というプログラムを実行します.これは .dtx 形式 から .sty 形式のファイルを作るためのものです. % latex docstrip 次のようなプロンプトがでてくるはずです. **************************************************** * First type the extension of your input file(s): * \infileext= (2) ここで,dtx と入力してリターンキーをタイプします. **************************************************** * First type the extension of your input file(s): * \infileext=dtx **************************************************** (3) 次に \outfileext= というプロンプトがでますので,sty と入力します. **************************************************** * Now type the extension of your output file(s) : * \outfileext=sty **************************************************** (4) 今度は \Options= というプロンプトがでます.ここでは package と入力 します. **************************************************** * Now type the name(s) of option(s) to include : * \Options=package **************************************************** (5) 変換するファイル名をきいてきますので,somedefs と入力します. **************************************************** * Finally give the list of input file(s) without * * extension seperated by commas if necessary : * \filelist=somedefs **************************************************** (6) これでおしまいです.他のファイルを処理するかどうかきいてきますが, n と答えます. More files to process (y/n)? \answer=n (7) 以上で somedefs.sty というファイルが作成されるはずです.(注) .dtx という形式のファイルは,マクロ定義とそのマニュアルを一緒にし たものです.例えば
% latex somedefs.dtxとすると somedefs.sty のマニュアル(somedefs.dvi)ができます.
[参考]CTAN (Comprehensive TeX Archive Network) sites
研究者の分担経費のところを空欄にして下さい.
WWWサーバの
contribにあるパッチを当てて下さい.
\設備備品および消耗品費年度別計
\旅費等年度別計
\研究経費該当なし斜線
アンダーラインを施したい文字列を\underline{}のカッコの中に入れて
ください.
複数行にまたがるような時には,どのようにすればよいのかは,
わかりません.
奨励研究Aでは,src.texの説明に関わらず,
1年目の記述を変更して構いません.
印刷したくない項目は,コメントアウトして下さい.
そうでないと,余分な項目名が印刷されてしまいます.
なお,星野先生のサーバーにはMac用ファイルを
アップしていただいています.
基盤C一般の2頁目を右方向に10mm,下方向に20mm移動させたいならば,
src.tex の最後の部分を
kkhform.mac の中にある \年度区分線2 とあるところを
以下のように変更すればできます.
単純に \hrule では,ダメでしょうか...
以下,ちょっと遊んでみた部分です.
次のような行を挿入します.
とりあえずquick hackですが,src.tex のどこか(初めの方か,
最後の\OutputPagesの直前か)に以下のものを入れてみてください,
.docもplain testです.
使っている解凍ソフトによっては,.docとついている文書は,
勝手にMS Word文書と判断して,余計なTypeやらCreatorやらを付けているようです.
\twelvemin の代わりに \Twelvepoint を使って下さい.
例えば,以下のようです.
1996/11/7 現在,ML による回答はないようです.
1996/11/7 現在,ML による回答はないようです.
1996/11/7 現在,ML による回答はないようです.
1996/11/7 現在,ML による回答はないようです.
(ASCII の Home Page : The publishing TeX より)
[Q] 基盤C(一般)(2)で,記入の無い項目の処理の仕方を教えてください
(1) 1ページ右下の 研究経費合計欄に 0 と記入されてしまいます.
これを空欄にする方法.
(2) 2ページの設備備品の明細,および 旅費等の明細の欄に
平成12年度分を入れない方法.
中身だけ消すと,計0 の平成12年分の枠ができてしまいました.
とか言うところをコメントアウトして下さい.
(3) 1ページの研究経費の平成12年度の欄一杯に斜線を引く方法.
src.tex の始めに書いてある説明が良く分かりませんでした.
のコメントを外して見て下さい.
[Q] 「研究目的」でアンダーラインを使いたい
科研マクロ中,「研究目的」や「研究計画・方法」の項で,ゴチック体や
アンダーラインを使いたいのですが.
[Q] 「旅費等の明細」を「機器分析使用料」だけにしたい
つまり,奨励研究A に関しては,自由に変更して下さいと言うことです.
[Q] footnoteコマンドを使用したい
footnoteコマンドは使用できません.
たぶんfootnoteコマンドがfragileな要素のためだと思います.
footnoteコマンドを使う必要は,このスタイルファイルの
目的に対しては不要に思えますが,敢えて使うとするならば,
minipage環境を使用してその中で使うしかないでしょう.
ただし,従来のように頁の下端に出力するには,困難を伴うと思います.
うまいやり方があったらお教え下さい.
[Q] 公式サーバーのマクロファイルをそのままMacで使えるの?
Macで使うためには,改行コードがLF(UNIX)のものやLF+CR(DOS,WIN)のもので
は,エラーになります.
公式サーバーのものはUNIX型です.
.lzhのファイルをダウンロードして,MacLHAでの解凍時にコード変換する
オプションをONにすれば,すべてのファイルの改行コードが
自動変換されるので,簡単にこのトラブルを回避できます.
[Q] WinTeX で ``! Undefined control sequence.''が出ます
メニューバーの「環境(V)」を確かめて下さい.
こちらでは,「日本語 plain TeX」が選択されており,
LaTeXで定義してあるコマンドを使おうとすると,
上記のエラーが発生しておりました.
「縦組 LaTeX」にチェックマークが付くように変更したところ,
エラーもなくうまく行くようになりました.
[Q] 企画,奨励A以外で,\枠なしを指定するとエラーが発生する
どうも,kkhfrom.mac の 1053行目の \if枠なし が無視されているようです.
[Q] 1頁ごとに出力のOFFSETを変更したい
プリンタドライバの問題かもしれませんが,出力用のOFFSETを
1頁ごとに変えたいのですが,どうしたら良いでしょうか.
%%%%
% 頁出力コマンド
%\OutputPages
\begin{document}
\調書基盤C1頁
{\HOFFSET=10mm\VOFFSET=20mm\調書基盤C2頁} %%% <---- Here
\調書基盤C3頁
\調書基盤C4頁
\調書基盤C5頁
\調書基盤C6頁
\end{document}
とすれば,お望みのことができると思います.
この{}をはずすと,定義したところ以降で有効になります.
出力する頁は重点では,
\調書重点1頁\調書重点2頁\調書重点3頁\調書重点4頁
\調書重点5頁\調書重点6頁\調書重点7頁\調書重点8頁
\調書重点概要1頁\調書重点概要2頁
基盤AB一般では,
\調書基盤AB1頁\調書基盤AB2頁\調書基盤AB3頁\調書基盤AB4頁
\調書基盤AB5頁\調書基盤AB6頁\調書基盤AB7頁\調書基盤AB8頁
基盤C一般では,
\調書基盤C1頁\調書基盤C2頁\調書基盤C3頁\調書基盤C4頁
\調書基盤C5頁\調書基盤C6頁
基盤AB展開では,
\調書基盤AB1頁\調書基盤AB2頁\調書基盤AB3頁\調書基盤AB4頁
\調書基盤AB5頁\調書基盤AB6頁\調書基盤AB7頁\調書基盤AB8頁
基盤BC企画では,
\調書基盤BC企画1頁\調書基盤BC企画2頁
\調書基盤BC企画3頁\調書基盤BC企画4頁
萌芽では,
\調書基盤C1頁\調書基盤C2頁\調書基盤C3頁\調書基盤C4頁
奨励Aでは,
\調書奨励A1頁\調書奨励A2頁\調書奨励A3頁\調書奨励A4頁
のようになっています.
ただし,すべて全角の英数字となっていますのでご注意下さい.
[Q] 明細の最終年度下の年度区分線を削除したい
\ifnum\Tbe=3\else\年度区分線2\fi
~
ここの3は,年度区分線を引きたい本数(申請年数引く1)
基盤,萌芽,奨励Aでは,
\設備備品費および消耗品費年度別計,
\旅費等年度別計 の2ヶ所.
重点では,
\設備備品費年度別計,
\消耗品費等年度別計 の2ヶ所ですので,その部分を変更して下さい.
\Tbeという変数が(年度 - 1)になっていますので,
この値を書くようにすれば,最終年度の下の区分線は無くなります.
[Q] 研究計画・方法等で年度の間に区分線を入れたい
例えば,
\long\def\研究目的{%
%\Tenpoint
研究目的は以下の通りである。
\hrule
研究目的は以下の通りである。
%
}
です.
[Q] 色々な和文フォントを使いたい
% 頁出力コマンド
\renewcommand{\rmdefault}{\sfdefault} %%%% <---- Here
\input lkkh_2e.sty
\OutputPages
としますと,ローマン体の英文字が全部サンセリフ体にかわります
(詳しくは,The LaTeX Companion p.173 を参照のこと).
同じように,\mcdefault や \gtdefault を適当に替え
てやると,明朝体フォントやゴッシク体フォントを好み
のものに変えることができます(もちろんフォントやフ
ォント定義ファイルは自分で用意する必要がありますが).
TeX for Windows の windvi や dviout/prt それに最近
の dviout for Win95/NT などでは,Windows用の True Type font が使えますので,
様々の和文フォントを利用することが可能です.
もちろん,この手は \本番用 を有効にしないと使えません.
[Q] 研究目的などで \section を使いたい
\makeatletter
\def\@sect#1#2#3#4#5#6[#7]#8{\ifnum #2>\c@secnumdepth
\def\@svsec{}\else
\refstepcounter{#1}\edef\@svsec{\csname the#1\endcsname\hskip 1em }\fi
\@tempskipa #5\relax
\ifdim \@tempskipa>\z@
\begingroup #6\relax
\@hangfrom{\hskip #3\relax\@svsec}{\interlinepenalty \@M #8\par}%
\endgroup
\fi
\@xsect{#5}}
\makeatother
[Q] .doc ファイルが MS Word 文書とされてしまう
上記の現象は,.doc という拡張子のついたファイルを MS Word 文書だと
思い込んでいるだけです.
科研費マクロのドキュメントは(すくなくとも配布時点では)すべて
plain text です.Windows付属のメモ帳などを起動した後,
ファイルを開くときにファイルの種類を「すべてのファイル (*.*)」にして開けば,
MS Wordがなくても科研費マクロのドキュメントを読めるはずです.
以上の操作が面倒であれば,*.doc というファイルの名前をすべて *.txt に
拡張子だけ変更しておけば,クリックするだけでメモ帳で読めるはずです.
解決策としては,ResEditなりFileBuddyなりでTypeとCreatorを書き直したら
ただのtextにできます.
[Q] \研究課題でイタリックを使うと、そこだけ文字が小さくなってしま
うのですが、なんとかならないでしょうか?
\研究課題={\Twelvepoint
線状染色体をもつ{\em Streptomyces griseus}のDNA増幅機構の解析}
[Q] figure,table環境を使用したい
figure,table環境も移動型(float)要素であるため,
通常のLaTeXと同様の使用はできなくなっているようです.
その前に,これらの環境の定義が見当たりませんでした.
[Q] epsbox.sty を使うとエラーが出ます
epsboxを使いたくて、kkhgrp.macの
\documentstyle[#1]{lkkh}うんぬんを
\documentstyle[#1,epsbox]{lkkh}...
にかえると、platexでのコンパイル時に
! No room for a new \dimen .
\ch@ck ...\else \errmessage {No room for a new #3}
\fi
l.58 \newdimen\eps@width
.
.
.
というエラーメッセージが4つならびます。(width, height, etcです。)
とにかくリターンを押し続けると、それ以上のエラーメッセージは出ず、xdvi
で見る限り、プレビュー用の絵がうまくはまっているように見えます。
[Q] 国際科研のマクロは存在しますか
[Q] 科研費申請の承諾書のマクロはありますか
nomura@cc.kshosen.ac.jp
Last modified 7 November 1996